【あと1ヵ月!】1級土木施工管理技士【2次検定】スパート掛けよう

まとめ頁
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さて、令和4年度の1級土木施工管理技士2次検定まであと1ヵ月というところになってきました。

受験生の皆さんは準備ばっちりでしょうか?

試験日開始時間場所の確認は大丈夫ですか?

受験手数料の払い込みは令和4年9月1日までですよ!詳細はLinkから。

※払込期間終了です。

まだ試験勉強や対策ができていない方は下記のLinkへどうぞ。

【1級土木試験問題】土木施工管理技士の合格への道-ここから-【まとめ頁】問題・回答・解説

技術検定の案内や資料については下記のLinkへ

全国建設研修センター

試験概要や過去の試験データについて

本年度の2次検定の試験日は令和4年10月2日 日曜日です。

試験会場については、1次検定の合格はがき等で確認しましょう。

自分の家からどれくらいの時間がかかっていつ頃に試験会場に到着して・・・等、前もって把握しておきましょう。試験日の体調管理、気持ちの平穏は前もって準備することで楽になりますよ。かなり重要です。

ちなみに実地試験の合格率ですが30~40%程度の合格率となっております。

試験結果の発表予定ですが、令和5年1月13日 金曜日となっています。

試験当日までの勉強方法

あと1ヵ月ということで試験当日までの勉強方法をどうするか考える必要があります。

2次検定の試験問題は全て記述問題です。また、自身の経験を述べる作文もあります。記述問題の過去問は、まとめ編で一部記載してあります。こういう問題が試験に出るんだなぁと確認しましょう。意外と日常の業務で役に立っている知識から出題されることもあります。

勉強時間をどれだけ用意するかは個人によります。自分は100時間を超えるような試験対策用の勉強はしていません。ただし、各官公庁の土木工事共通仕様書や各法令、実務の課題点の解決などで、日常的に試験対策をしているので、そうではない方はもっと時間が必要かと思われます。ただし、時間がすべてではないです。覚えることが大切です。60%以上は解答できるよう努力しましょう。

試験当日までにやっておきたい対策として、特に、自身の経験を述べる問題は、あらかじめどのような文章を記述するか作戦を立てたほうが良いです。その場で文章を作成できる才能があれば問題はないかもしれませんが、そういう方は稀だと思います。

経験記述について

①工事名、②発注者名、③工事場所、④工期、⑤主な工種、⑥施工量、⑦工事現場における施工管理上の立場はしっかり記述できるようにしましょう。

⑦については元請の場合は、現場代理人、主任技術者、工事主任や工事係など記述しましょう。下請としての場合は職長と記述しそうになりますが、1級土木施工管理技士の資格は主任技術者となる資格なので、施工管理係や工事主任などを記述したほうが無難かもしれません。
課題項目については、具体的な現場状況、特に留意した技術的課題。技術的課題を解決するために検討した項目検討理由及び検討内容。検討の結果、現場で実施した対応処理とその評価。これらについて自身の経験を交えて記述する必要があります。
例:工程管理について記述しなさいといった試験内容の場合。
●技術的な課題として、隣接工区との兼ね合いから、施工が輻輳する○○工について、工期を短縮する必要があった。
●本施工個所特有の気候として、▲▲時期から日平均気温が5度を下回るため、設計である混合セメントB種では12日の湿潤養生期間が必要となる。そのため、特に○月以降については普通ポルトランドセメントを使用することで工期を短縮するための協議を行い。。。
●北陸特有の気候として○月の時期は降雨確率が高く、○○○工の施工がその時期を跨ぐと雨天では施工が困難であるため、その期間中を避ける必要がある。そのため、その前工程として△△工の工程を短縮する必要があった。
●工期を短縮するうえでは、最低でも日施工量を標準作業量の○○を△△へ向上させる必要があり、そのためには運搬経路と運搬台数の見直しが必要となった。
●1日当たりの標準作業量を向上させるため、ICTの活用を行い、MCバックホウを2台確保した。しかし、本施工範囲は延長が長い為、日施工量が計画通り進んでいるかを早期に確認するための手段が必要となる。ここで、日施工量の把握のため簡易的な土量が測定可能なスマートフォンを活用した土量計測を実施することで、本課題の解決を図った。
●型枠の脱型の手間及び工程を省く為、埋設型枠の使用を検討し、発注者と協議を行った。埋設型枠の寸法は、内面で構造物の体積を確保するよう考慮し・・・。
●これらの対応から計画工程よりも○○日、工期を短縮することができ、隣接工事との干渉を避けることができた。
●上記の対応を発注者と協議し、実施したことで○○日の工期短縮が達成でき、課題であった△△工の施工時期の調整が可能となった。
※これらはあくまでも例です。現場ごとにいろんな課題があるかと思います。
こういった内容を記述するのが良いと思います。特に具体的な数値を用いて記述することが重要です。そして、○○日の工期短縮が実現し、△△の課題を解決することができた。ということを記載しましょう。
これは、あなた自身がその工事について、ある技術的課題を認識しており、それを解決するため検討し、発注者や元請、関連機関と検討を行い、実施することで課題を解決した。そして、それを記述する能力がある(説明能力がある)ことを確認するための試験です。
国家資格を取得し、監理技術者として活躍する人材はそれらの能力が必要となることへの裏付けです。
一度自分の経験した現場を思い出して書き出してみましょう。何か工夫は行っていると思います。そしてそれを記述できるように練習しましょう。
それでは、残り1ヵ月頑張っていきましょう!
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