【令和3年度1級土木】問題9.コンクリート、施工【2次検定】

過去問解説
スポンサーリンク
スポンサーリンク

問題

コンクリートの施工に関する次の①~④の記述のすべてについて、適切でない語句が文中に含まれている。①~④のうちから2つ選び、番号、適切でない語句及び適切な語句をそれぞれ解答欄に記述しなさい。

①コンクリート中にできた空隙や余剰水を少なくするための再振動を行う適切な時期は、締固めによって再び流動性が戻る状態の範囲で出来るだけ早い時期が良い。

②仕上げ作業後、コンクリートが固まり始めるまでの間に発生したひび割れは、棒状バイブレータと再仕上げによって修復しなければならない。

③コンクリートを打ち継ぐ場合には、すでに打ち込まれたコンクリートの表面のレイタンス等を完全に取り除き、コンクリート表面を粗にした後、十分に乾燥させなければならない。

④型枠底面に設置するスペーサは、鉄筋の荷重を直接支える必要があるので、鉄製を使用する。

 

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク

解答

①:早い → 遅い

②:棒状バイブレータ → タンピング

③:乾燥 → 吸水

④:鉄製 → モルタル製(コンクリート製)

 

 

適切に修正した文言を覚えておきましょう。下記が修正したものです。重要なワードがたくさん含まれていますので、理解しましょう。

 

・コンクリート中にできた空隙や余剰水を少なくするための再振動を行う適切な時期は、締固めによって再び流動性が戻る状態の範囲で出来るだけ遅い時期が良い。

・仕上げ作業後、コンクリートが固まり始めるまでの間に発生したひび割れは、タンピング再仕上げによって修復しなければならない。

・コンクリートを打ち継ぐ場合には、すでに打ち込まれたコンクリートの表面のレイタンス等を完全に取り除き、コンクリート表面をにした後、十分に吸水させなければならない。

・型枠底面に設置するスペーサは、鉄筋の荷重を直接支える必要があるので、モルタル製またはコンクリート製を使用する。

 

 

戻る

 

↓↓1級土木の申し込みをしましょう!↓↓

→外部リンクへ(全国建設研修センター)

タイトルとURLをコピーしました